2024/08/03 08:44
今回は仕様についてお話させていただきます。
まずはお気軽にご連絡いただければと思います。TSUKKAでは、受注生産品がほとんどとなりますので、出来るだけご希望に添えるよう痒いところに手が届くような仕様をご提案できればと考えてます。細かい仕様が決まりましたら、仕様書を作成します。お間違いの無いよう、お客様のご希望をまとめた書類です。メールで添付いたしますのでご確認後に商品の制作に入る流れとなります。
では、仕様の具体的な変更とはどういうことかと申しますと、1:ショルダーストラップの長さを変える。2:裏地の色を変える。3:ファスナーテープの色を変える。4:糸の色を変える。5:内側のポケット数を変える。など、ごく一部ではございますが、100人のお客様がいれば、100通りの変更が可能です。
もちろん、通常仕様は人間工学的に考えられていて、大変使いやすくなっておりますが、例えば、利き手の問題や、体の癖などで引手を大きくしてほしいなど、オリジナルなご要望がございましたらご相談ください。
既製品の場合ですと、なかなかご要望をお受けすることは生産工程上、難しいことが多いかと思いますが、TSUKKAは既製品ではない為、受注生産の良さをうまく活用できればと考えてます。一点一点、半世紀以上バックを作り続けてきた職人がお仕立ていたします。また、前仕事での受注生産のノウハウも最大限活かし出来る範囲内でご要望にお応えできればと思います。
※豆知識をお一つ※
革と一口に言っても、いろいろな種類があることはご存じかと思います。作り手側からすると、革の種類によって、革を裁つ時の包丁さばきが違います。革が重たいか軽いか、厚いか薄いかというよりは、なめす物質によって包丁の使い方、力の入れ具合が違うとのこと。シブなめしのナッパラックス革は、包丁を入れるとスパッと切り口もスッとカットできます。クロームなめしのシュランケンカーフ革は包丁の刃の減りがとても速く、1つ製品を作れば、研ぎ直さないとならない。革にはそれぞれ特徴があります。たくさんの革を扱ってきたからわかる職人の感覚です。職人談。
革を裁つ

お仕立て品の流れはこちらからご確認ください。
TSUKKAでは、旧piccinoのバッグのお修理もお受けしてます。
↓↓こちらも参考にしてください↓↓
(TSUKKAの徒然日記)