2024/08/11 06:24

セカンドバッグ:革はワインハイマー社製のシュランケンカーフ
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革はドイツはワインハイマー社から輸入したシュランケンカーフで、あまり日本には出回っていない革です。革が厚いので作れるデザインにも向き不向きがあります。では、薄く革を漉けばよいのでは?と思われますが、この革に関していえば、漉かない方が断然、革素材が活きます。厚みあるやわらかい革で、とても男前(個人の感想です)、という特徴があります。その為、このセカンドバッグにはとても適した素材と言えます。

日本でよく知られているドイツ製のシュランケンカーフ革とは別の会社で作ってます。今回ご紹介する革はドイツのワインハイマー社で作った革です。会社が違うと革の仕上がりも違います。どちらも素敵な革ですのでまさに好みの問題。ワインハイマー社の特徴としては、先ほども述べましたが、仕上がりがソフトでしなやか。ソフトなんですけど、どっしり、ジワー、とした感じです。どっしりしているのですが、しっとりとした手触り感。なんとも癖になるタッチ感です。環境に配慮した意識も高く安心して革を使用することができます。しかし、あまりに高額な革の為、日本には革素材としてはあまり出回っていないかもしれません。このクロの革はたまたま入荷した時に、これまた、たまたまタイミングがよく購入できたという感じです。



バッグは、日本の職人が丹精込めてお仕立てしています。上質な革の風合いが、使うほどに趣を増す一品です。
先程、この革の特徴として「男前」と述べましたが、革が厚いのもその理由です。例えば、他の革の場合、革が厚すぎる時は品物にすると重たくなる為、革の風合いを損なわないところまで漉くことがあります。この革の場合は薄く漉くと革の良さが損なわれてしまうので、厚いまま使いたい。そうすると、あまり大きいバッグは本当に重たくなるので、大きいサイズよりも小さいサイズのバッグの方が向きます。クラッチバッグやドライビングトートのような小ぶりのバッグがお勧めです。

私事ですが、自分はこの素材で作った小ぶりの3WAYのリュックを愛用してます。タッチ感は非常にソフト。厚みのある素材ゆえに存在感があるのでそれも良く身体に馴染む要素かと思ってます。普段使いだからこそ、気分の上がる革素材を使ったデザインのこのリュック使いたい。リュックのデザインですが色が黒なので少しフォーマルな時(お墓参りなど)にも使ってます。


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TSUKKAでは、旧 piccino (ピッチーノ)のバッグのお修理もお受けしてます。
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(TSUKKAの徒然日記)