2024/08/23 06:38

本は好きな方で、文庫や新書、最近はB6サイズの本を読んでます。革のブックカバーを好んで使用してます。このブックカバーは元々革レースの栞を付けてます。読書を途中で切り上げる際、印として革レースを挟んでおくと次に読む時便利だからです。
しかし、お客様からのご意見で、革レースの無いブックカバーが欲しいと。そこで栞無タイプをつくったところ、栞無タイプを好む方がかなりおられるのだと知りました。革は厚みがあるから挟めば厚みが出る為、本を重ねた時、なんとも厚くなってしまう。そこで本についている紙の栞で十分という考え方もあります。確かに使用してみると、栞無タイプはすっきりしていて気持ちがいい。紙の栞も薄く厚くならないのでこれまたすっきりしている。

しかし、私は、紙の栞を落としてなくしてしまうタイプ。途中で本を閉める時、挟む紙をキョロキョロと探し、挟む紙が無いと本の表紙を仕方なくページに挟むことになり、何とも気持ちが落ち着かないのです。ブックカバーに栞が付いていれば、そんな心配をしないですみますので、気持ちも何となく落ち着きます。栞付き、栞無しは、好みの問題でしょうか。

余談ですが、ブックカバーの保管方法を質問されたことがあります。使用しない時は、大事にしまい込むよりは、空気の流れの良いところに保管するが良いと思います。私は使わないブックカバーは棚に並べておき、使用するサイズのブックカバーをさっと出して本をくるみます。棚に置けば、日焼けもしますが、それば経年変化と思ってます。また、棚に革の文具があると棚全体のグレードが上がったように感じます。そのため、ノートカバーやペンケースも革ものを使用してますが、棚の見えるところに収納してます。革は見えるところに収納するとかっこいいです。あくまで個人の感想ですが(笑)



↓ブックカバー栞付↓

↓ブックカバー栞無↓

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(TSUKKAの徒然日記)