2024/09/01 06:31

バッグには一本手のものと2本手のものがあります。現在では2本手のトートバッグが主流になっているかと思います。私は一本手のバッグも二本手のバッグも両方使います。特に意識せず、気に入ったバッグを選んでおります。とは言え、デザインする上で気になることは事実です。昔、先輩方々にいろいろ聞いてみたことがあります。基本的には一本手のバッグはフォーマルで小ぶりなバッグが多いです。例えば、冠婚葬祭に使われるバッグです。また入学卒業式など、少し改まったイベントの時に使用するバッグがそれにあたります。最近では小ぶりなバッグも二本手ものも増えた印象がありますが、それこそ40年前とかはフォーマルと言えば一本手であったかと思います。

A4サイズが入るような大き目のトートバッグでも一本手のデザインはございます。お仕事で使えるように、サイズは大き目のA4サイズのトートバッグで、ハンドルは一本手のデザインのものを数は少ないですが、見かけます。やわらかい素材が多い印象です。数十年前ですが、好んで使用していたバッグは縦型A4サイズのトートバッグで一本手でした。今ではこのスタイルのバッグは一番売るのが難しいバッグの一つかもしれません。
このようにフォーマルでなくても、現在では一本手のバッグは、デザインの一つとしてお選びいただきお使いいただけます。

最近では二本手の小ぶりのフォーマルバッグも増えました。またA4サイズ程の大き目のトートバッグでは本当にいろいろな種類がございます。今では二本手のトートバッグはお仕事では主流になってます。主流が故にお使いいただく方も多いのでいろいろなフィードバッグが上がってきます。その一つが二本手であるにも関わらず、一本のハンドルが肩から滑り落ちてしまうことがあります、というご意見です。個人の肩の形や洋服の形状にもよりますが、ハンドルの長さや太さ、革のやわらかさ硬さが影響することもあります。バッグをお選びいただく時、そのあたりを頭の片隅に置いていただくとよりご自身の合うものに出会えるかと思います。



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(TSUKKAの徒然日記)